・第9回:室町時代(西暦1336年〜1573年):下克上の237年
・第10回:戦国時代(西暦1467年〜1590年:実力主義の123年
・第11回:安土桃山時代(西暦1573年〜1603年):日本を再起動した30年
鎌倉幕府を倒した後醍醐天皇の政治(建武の新政)が武士を無視したため、不満の受け皿として足利尊氏が立ち上がりました。しかし権力が二分される南北朝時代という不安定なスタートを切ることになります。
「中央集権の崩壊と、自立するコミュニティ」。農民は「惣村」を作り、自らのルールで自治を行い、時には「土一揆」を起こして権利を勝ち取りました
1460年代の「寛正の飢饉」という未曾有の災害に対し、幕府は無力でした。統治の空白の中で、身分が低い者が実力で上の者を倒す「下克上」が、自らの生命と財産を守るための合理的で過酷な選択となったのです。
日本列島に無数の『地域国家』が誕生したこと」**です。大名は独自の法律(分国法)で領民を治め、農民は「惣村」を堀で囲んで自衛しました。
室町幕府という旧OSが機能不全に陥る中、南蛮貿易を通じた鉄砲やキリスト教という「外部圧力」が強まっていました。信長は古い岩盤規制を破壊し、「天下布武」という新たな統治モデルを掲げました。
「圧倒的な権威の可視化と、社会の規格化」。高くそびえる天守閣は民衆を威圧する装置となり、千利休の「茶の湯」は武将たちが交渉する高度な政治空間となりました。

